RCAとTCLのチューナーレス4Kテレビを比較してみた
目次
RCA-43N1
RCA-43N1は、NETFLIXやYouTubeなどのプリインストールアプリに加え、GooglePlayから追加のアプリをダウンロードできるスマートテレビです。音声対応リモコンで目的の動画を簡単に見つけられる機能もあります。また、Chromecastに対応しているので、スマートフォンやタブレットの動画や写真を大画面で楽しめます。画質面では、HDR10に対応し、色彩豊富で奥行きのある美しい映像を楽しめます。音質面では、Dolby Audio搭載で、コンテンツに合った音を楽しめます。HDMI(ARC)接続で市販の外部スピーカーと接続できるのも魅力です。
43P615
43P615は、Android TVを搭載したスマートテレビです。GoogleアシスタントやGoogle PlayなどのGoogleサービスが利用できます。また、NETFLIXやYouTubeなどの専用ボタンが付いたリモコンが付属しています。画質面では、Dolby VisionやHDR10などに対応し、高画質な映像を再現します。また、1296のゾーンに分割し映像情報を詳細に分析する「マイクロディミング」機能を搭載し、風景の奥行き感をよりリアルに映し出します。音質面では、立体音響を実現する「Dolby Atmos」に対応します。
まとめ
チューナーレス4Kテレビの比較表
製品名 | RCA-43N1 | 43P615 | PROMETHEUS UQPATV42FHD-E |
---|---|---|---|
画面サイズ | 43インチ | 43インチ | 42インチ |
解像度 | 3840×2160 (4K) | 3840×2160 (4K) | 1920×1080 (FHD) |
OS | Android TV 9.0 | Android TV 9.0 | Android TV 9.0 |
HDMI端子数 | 3ポート | 2ポート | 2ポート |
HDR対応 | HDR10 | Dolby Vision, HDR10, HLG | - |
製品名 | 画面サイズ | 画素数 | チューナー | 価格 |
---|---|---|---|---|
RCA RCA-43N1 43インチ | 43インチ | 3840x2160 | チューナー非搭載 | \37,9981 |
TCL 43P615 43インチ | 43インチ | 3840x2160 | BS 4K/110度CS 4Kダブルチューナー搭載 | \42,9992 |
比較詳細
ここでは、RCA-43N1と43P615の画質や音質、機能などについて比較してみましょう。
画質
両方とも4K解像度の液晶テレビで、HDR10やHLGに対応しています。しかし、RCA-43N1はさらにDolby Visionにも対応しており、色彩やコントラストがより豊かに表現されます。また、RCA-43N1はマイクロディミング機能を搭載しており、画面を1296のゾーンに分割して明暗を調整することで、奥行き感のある映像を楽しめます。43P615はこの機能はありません。
音質
両方ともスピーカーの出力は8W+8Wで、Dolby Audioに対応しています。しかし、43P615はさらにDolby Atmosにも対応しており、3次元の立体音響を実現します。RCA-43N1はこの機能はありません。
機能
両方ともAndroid TVシステムを搭載しており、YouTubeやNetflixなどのネット動画サービスに対応しています。また、Google Assistantにも対応しており、リモコンの音声認識で簡単に検索や操作ができます。しかし、RCA-43N1はチューナーレステレビなので、地上波やBS/CS放送を視聴するには別途チューナーが必要です。43P615は4Kチューナーを内蔵しており、4Kデジタル放送も受信できます。
まとめ
RCA-43N1と43P615は似たようなスペックの液晶テレビですが、細かい点で違いがあります。RCA-43N1はDolby Visionやマイクロディミングなどの画質向上機能が優れていますが、チューナーがないのでテレビ放送を見るには別途費用がかかります。43P615はDolby Atmosや4Kチューナーなどの音質や機能面が優れていますが、画質はRCA-43N1に劣ります。どちらを選ぶかは、自分の視聴スタイルや予算に合わせて決めると良いでしょう。
メリットとデメリット
RCA-43N1と43P615のメリットとデメリットをまとめてみました。
RCA-43N1のメリット
- Dolby Visionに対応しており、色彩やコントラストが豊かに表現される
- マイクロディミング機能により、画面の明暗を細かく調整できる
- Android TVシステムで、ネット動画サービスやGoogle Assistantに対応している
RCA-43N1のデメリット
- チューナーがないので、テレビ放送を視聴するには別途チューナーが必要である
- Dolby Atmosに対応していないので、立体音響を楽しめない
- 価格が高い(約6万円)
43P615のメリット
- Dolby Atmosに対応しており、3次元の立体音響を実現する
- 4Kチューナーを内蔵しており、4Kデジタル放送も受信できる
- Android TVシステムで、ネット動画サービスやGoogle Assistantに対応している
- 価格が安い(約4万円)
43P615のデメリット
以上がRCA-43N1と43P615のメリットとデメリットです。どちらも一長一短がありますが、自分の好みやニーズに合わせて選ぶと良いでしょう。
まとめ
RCA-43N1と43P615は似たようなスペックの4K液晶テレビですが、画質や音質、機能などに違いがあります。RCA-43N1はDolby Visionやマイクロディミングなどの画質向上機能が優れていますが、チューナーがないのでテレビ放送を見るには別途費用がかかります。43P615はDolby Atmosや4Kチューナーなどの音質や機能面が優れていますが、画質はRCA-43N1に劣ります。
では、どちらを選ぶべきでしょうか?
私のベストチョイスは、RCA-43N1です。理由は以下の通りです。
- 画質はテレビの最も重要な要素であり、RCA-43N1は色彩やコントラストが豊かで奥行き感のある映像を提供します。
- チューナーがなくても、ネット動画サービスや外部デバイスでテレビ放送を視聴することができます。
- 音質はDolby Atmosに劣りますが、Dolby Audioに対応しており、十分に満足できるレベルです。
したがって、RCA-43N1は画質にこだわりたい人や、ネット動画サービスをメインに視聴する人におすすめです。価格は高いですが、その分だけ価値のあるテレビだと思います。
一方、43P615は価格が安くて機能が豊富なテレビです。しかし、画質はRCA-43N1に劣りますし、Dolby Atmosもスピーカーだけでは十分に発揮されません。そのため、43P615は予算が限られている人や、テレビ放送をメインに視聴する人におすすめです。ただし、画質に満足できない可能性もあります。
以上がRCA-43N1と43P615の比較とまとめです。どちらも一長一短がありますが、私はRCA-43N1を選びます。あなたはどちらを選びますか?