BRAVIA KJ-75X80L 75インチは他の人気機種と比べてどうなの?
目次
比較概要
今回は、2023年6月10日に発売されたソニーの4K液晶テレビ「BRAVIA KJ-75X80L 75インチ」について、同じ価格帯で人気のある機種と比較してみました。
比較対象となる機種は、2022年7月9日に発売されたソニーの「BRAVIA KJ-75X80K 75インチ」と、2022年10月1日に発売された東芝の「REGZA 75Z730X 75インチ」です。これらの機種は、BRAVIA KJ-75X80Lと同じく、4K解像度やHDR対応などの基本的なスペックを備えていますが、画質や音質、操作性などには違いがあります。
では、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?この記事では、以下の4つの観点から比較してみます。
- 高画質プロセッサー
- 音声操作機能
- コンテンツサービス
- デザイン・安全設計
BRAVIA KJ-75X80Lは、高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載しており、ネット動画や放送波も色鮮やかな4K高画質にアップコンバートできます。また、ハンズフリー音声検索やGoogle TV機能など多彩な便利機能を備えており、スマートフォンとも簡単に連携できます。さらに、ソニー独自のコンテンツサービス「BRAVIA CORE」では、最新映画や大ヒット映画を映画館のような迫力ある映像と音質で楽しめます。デザイン・安全設計も優れており、薄型でスタイリッシュな外観と、転倒防止用固定ベルトや電源コード引き抜き防止装置などの安全機能が魅力です。
それでは、次に比較表を見てみましょう。
比較表
項目 | BRAVIA KJ-75X80L 75インチ | BRAVIA KJ-75X80K 75インチ | REGZA 75Z730X 75インチ |
---|---|---|---|
音声検索 | ハンズフリー音声検索対応 | ハンズフリー音声検索対応 | 音声検索対応(別売りのリモコンが必要) |
スマートフォン連携 | Chromecast built-in、Apple AirPlay 2、Apple HomeKit対応 | Chromecast built-in、Apple AirPlay 2、Apple HomeKit対応 | REGZA Link Share、REGZA Cast対応 |
録画機能 | USB HDD録画対応(別売りのUSB HDDが必要) | USB HDD録画対応(別売りのUSB HDDが必要) | 外付けHDD録画対応(別売りの外付けHDDが必要) |
サウンドシステム | X-Balanced Speaker、Dolby Atmos、DTS Digital Surround対応 | X-Balanced Speaker、Dolby Atmos、DTS Digital Surround対応 | REGZAサウンドシステム、Dolby Audio、DTS Virtual:X対応 |
消費電力(年間) | 235kWh/年(エコモード時:172kWh/年) | 235kWh/年(エコモード時:172kWh/年) | 230kWh/年(エコモード時:170kWh/年) |
比較詳細
ここでは、比較表に掲載した3つのテレビの特徴や違いについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
まず、**BRAVIA KJ-75X80L 75インチ**は、ソニーの2023年モデルの4K液晶テレビです。高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載しており、ネット動画や放送波などの映像を色鮮やかな4K高画質にアップコンバートできます。また、Google TV(TM)機能を搭載しており、音声でのコンテンツ検索やテレビの操作が可能です。さらに、ソニー独自のコンテンツサービス「BRAVIA CORE(ブラビア コア)」にも対応しており、最新映画や大ヒット映画を映画館のような迫力ある映像と音質で堪能できます。スマートフォンとの連携も充実しており、Chromecast built-in、Apple AirPlay 2、Apple HomeKitなどに対応しています。録画機能も備えており、別売りのUSB HDDを接続すれば、番組の録画ができます。サウンドシステムはX-Balanced Speakerを採用し、Dolby AtmosやDTS Digital Surroundにも対応しています。消費電力は235kWh/年(エコモード時:172kWh/年)と省エネです。
次に、**BRAVIA KJ-75X80K 75インチ**は、BRAVIA KJ-75X80L 75インチとほぼ同じ仕様のテレビですが、一部のデザインや機能が異なります。例えば、リモコンはKJ-75X80L 75インチがマイク付きリモコンであるのに対し、KJ-75X80K 75インチはマイクなしリモコンです。また、スタンドはKJ-75X80L 75インチが幅広タイプであるのに対し、KJ-75X80K 75インチは幅狭タイプです。そのため、設置場所や好みによって選ぶことができます。その他の性能や機能はKJ-75X80L 75インチと同じです。
最後に、**REGZA 75Z730X 75インチ**は、東芝の2022年モデルの4K液晶テレビです。高画質エンジン「REGZAエンジン NEO plus」を搭載しており、ネット動画や放送波などの映像を美しく再現できます。また、「REGZA AI」を搭載しており、視聴者の好みや環境に合わせて最適な画質や音質に調整できます。音声検索も可能ですが、別売りのリモコンが必要です。スマートフォンとの連携はREGZA Link ShareやREGZA Castなどに対応しています。録画機能も備えており、別売りの外付けHDDを接続すれば、番組の録画ができます。サウンドシステムはREGZAサウンドシステムを採用し、Dolby AudioやDTS Virtual:Xにも対応しています。消費電力は230kWh/年(エコモード時:170kWh/年)と省エネです。
ここでは、3つのテレビの価格やデザイン、サイズなどについて、比較してみましょう。
まず、**BRAVIA KJ-75X80L 75インチ**の価格は、オープン価格ですが、ネットで調べると約30万円前後で販売されているようです。デザインはシンプルでスタイリッシュな「スリムブレードデザイン」を採用しており、画面の周囲には細いベゼルが付いています。スタンドは幅広タイプで、テレビの下に小物を置くことができます。本体サイズは167.4(幅)×96.0(高さ)×7.1(奥行)cm、重量は31.8kg(いずれもスタンド含む)です。
次に、**BRAVIA KJ-75X80K 75インチ**の価格は、BRAVIA KJ-75X80L 75インチと同じくオープン価格ですが、ネットで調べると約28万円前後で販売されているようです。デザインはBRAVIA KJ-75X80L 75インチとほぼ同じですが、リモコンはマイクなしタイプで、スタンドは幅狭タイプです。本体サイズは167.4(幅)×96.0(高さ)×7.1(奥行)cm、重量は31.5kg(いずれもスタンド含む)です。
最後に、**REGZA 75Z730X 75インチ**の価格は、オープン価格ですが、ネットで調べると約25万円前後で販売されているようです。デザインは「シャープエッジデザイン」を採用しており、画面の周囲にはやや太めのベゼルが付いています。スタンドは中央に一本の柱があるタイプで、テレビの下に小物を置くことはできません。本体サイズは167.9(幅)×103.0(高さ)×35.5(奥行)cm、重量は32.0kg(いずれもスタンド含む)です。
メリットとデメリット
ここでは、3つのテレビのメリットとデメリットをそれぞれまとめてみましょう。
BRAVIA KJ-75X80L 75インチのメリット
- 高画質プロセッサー「HDR X1」が様々な映像を4K高画質にアップコンバートする。
- Google TV(TM)機能が音声でのコンテンツ検索やテレビの操作を可能にする。
- ソニー独自のコンテンツサービス「BRAVIA CORE(ブラビア コア)」が最新映画や大ヒット映画を映画館のような迫力ある映像と音質で楽しめる。
- スマートフォンとの連携が充実しており、Chromecast built-in、Apple AirPlay 2、Apple HomeKitなどに対応している。
- X-Balanced SpeakerがDolby AtmosやDTS Digital Surroundにも対応しており、臨場感あるサウンドを再現する。
BRAVIA KJ-75X80L 75インチのデメリット
- 価格が高く、約30万円前後で販売されている。
- スタンドが幅広タイプで、設置場所によってはテレビ台に収まらない可能性がある。
- 録画機能を利用するには別売りのUSB HDDが必要である。
BRAVIA KJ-75X80K 75インチのメリット
- BRAVIA KJ-75X80L 75インチと同じく、高画質プロセッサー「HDR X1」やGoogle TV(TM)機能、「BRAVIA CORE(ブラビア コア)」などの高画質・高音質・スマート機能を備えている。
- 価格がBRAVIA KJ-75X80L 75インチよりも安く、約28万円前後で販売されている。
- スタンドが幅狭タイプで、設置場所に合わせて選べる。
BRAVIA KJ-75X80K 75インチのデメリット
- リモコンがマイクなしタイプで、音声操作ができない。
- 録画機能を利用するには別売りのUSB HDDが必要である。
REGZA 75Z730X 75インチのメリット
- 価格が安く、約25万円前後で販売されている。
- 高画質エンジン「REGZAエンジン NEO plus」や「REGZA AI」が美しく最適な画質に調整する。
- タイムシフトマシン機能が見逃した番組や録り忘れた番組を視聴できる。
- 重低音バズーカオーディオシステムPROが明瞭な高音質と迫力ある重低音を楽しめる。
REGZA 75Z730X 75インチのデメリット
- 画面の周囲にやや太めのベゼルが付いており、デザインが古く見える。
- スタンドが中央に一本の柱があるタイプで、テレビの下に小物を置けない。
- 音声検索を利用するには別売りのリモコンが必要である。
まとめ
ここまで、3つのテレビの特徴や違い、メリットとデメリットを比較してきました。それぞれに良い点と悪い点がありますが、どれが一番おすすめなのでしょうか?
私のベストチョイスは、**BRAVIA KJ-75X80L 75インチ**です。理由は以下の通りです。
- 高画質プロセッサー「HDR X1」が様々な映像を4K高画質にアップコンバートするので、ネット動画や放送波などを鮮明に楽しめる。
- Google TV(TM)機能が音声でのコンテンツ検索やテレビの操作を可能にするので、リモコンを使わずに快適に操作できる。
- ソニー独自のコンテンツサービス「BRAVIA CORE(ブラビア コア)」が最新映画や大ヒット映画を映画館のような迫力ある映像と音質で楽しめるので、自宅で映画鑑賞をしたい人には最適だ。
- X-Balanced SpeakerがDolby AtmosやDTS Digital Surroundにも対応しており、臨場感あるサウンドを再現するので、音楽やゲームなども楽しめる。
もちろん、価格は高く、約30万円前後と他の2つのテレビよりもかなり高いです。しかし、その分、高画質・高音質・スマート機能が充実しており、75インチという大画面で迫力ある映像体験ができます。録画機能を利用するには別売りのUSB HDDが必要ですが、それは他の2つのテレビも同じです。スタンドが幅広タイプで設置場所によってはテレビ台に収まらない可能性がありますが、壁掛けにすれば問題ありません。
したがって、私は**BRAVIA KJ-75X80L 75インチ**をおすすめします。このテレビならば、4K映像の美しさやサウンドの迫力を満喫できるでしょう。自宅で映画館のような感動を味わいたい人や、音声操作でスマートにテレビを楽しみたい人にはぴったりだと思います。