BRAVIA KJ-50X80L 50インチはライバル機種に勝てるのか？比較レビュー
目次
比較概要
BRAVIA KJ-50X80L 50インチは、2022年10月に発売されたソニーの4K液晶テレビです。高画質な映像と高音質なサウンドを楽しめるというのが売りですが、実際にはどうなのでしょうか？
今回は、BRAVIA KJ-50X80L 50インチと、同じくらいの価格帯で人気のある機種と比較してみました。比較機種は、2021年11月に発売された東芝のREGZA 50M520X 50インチと、2021年12月に発売されたシャープのAQUOS 4T-C50BL1 50インチです。
それぞれの機種の特徴や性能、メリットやデメリットを詳しく見ていきましょう。BRAVIA KJ-50X80L 50インチはライバル機種に勝てるのか？最後にまとめてみました。
比較表
| 項目 | BRAVIA KJ-50X80L 50インチ | REGZA 50M520X 50インチ | AQUOS 4T-C50BL1 50インチ |
|---|---|---|---|
| 価格（税込） | 99,800円 | 89,800円 | 79,800円 |
| 画面サイズ | 50インチ（126cm） | 50インチ（126cm） | 50インチ（126cm） |
| 画素数 | 3840×2160（4K） | 3840×2160（4K） | 3840×2160（4K） |
| 画面タイプ | 液晶（LEDバックライト） | 液晶（LEDバックライト） | 液晶（LEDバックライト） |
| 画面比率 | 16:9 | 16:9 | 16:9 |
| バックライト方式 | エッジ型 | ダイレクト型 | ダイレクト型 |
| 画質エンジン | X1 4K HDRプロセッサー | REGZAエンジンNEO plus | AQUOS 4K Smart Engine Pro |
| 高画質技術 | 4K X-Reality PRO、HDR10、HLG、ドルビービジョン、Live Colorテクノロジー、トリルミナスディスプレイ、モーションフローXR 800Hz等 | 4Kリアル解像度プラス、HDR10、HLG、ドルビービジョン、ダイナミックレンジリマスター、メタコントラスト、ピクチャーオプティマイザー等 | 4Kアップコンバート、HDR10、HLG、ドルビービジョン、リッチカラーテクノロジー、AQUOSオリジナル高速パネル等 |
| 音質エンジン | S-Force Front Surround | Audyssey Dynamic EQ | AQUOSサウンドエンジンPro |
| スピーカー出力 | 10W+10W（フルレンジ×2） | 10W+10W（フルレンジ×2） | 10W+10W（フルレンジ×2） |
| サウンド技術 | DTS Digital Surround、ドルビーオーディオ等 | DTS Virtual:X、ドルビーオーディオ等 | DTS Virtual:X、ドルビーオーディオ等 |
比較詳細
ここでは、比較表で見た各機種の特徴や性能について、もう少し詳しく見ていきましょう。画質や音質はテレビの重要な要素ですが、それ以外にも操作性や機能性なども気になるところですよね。
BRAVIA KJ-50X80L 50インチは、ソニーが自信を持って送り出す4K液晶テレビです。画質エンジンにはX1 4K HDRプロセッサーを搭載しており、高精細な映像を再現します。4K X-Reality PROという技術で、低解像度の映像も4Kにアップコンバートし、細部まで鮮明にします。HDR10やドルビービジョンに対応しており、明暗のコントラストや色彩の豊かさを感じられます。トリルミナスディスプレイという技術で、広い色域をカバーし、自然な色合いを表現します。モーションフローXR 800Hzという技術で、動きの速いシーンでも滑らかに映し出します。
音質エンジンにはS-Force Front Surroundを搭載しており、前方から広がる立体的なサウンドを楽しめます。DTS Digital Surroundやドルビーオーディオに対応しており、迫力ある音響効果を体感できます。スピーカーは10W+10Wのフルレンジ×2という構成で、高音から低音までバランスよく再生します。
REGZA 50M520X 50インチは、東芝が長年培ってきた画質技術を凝縮した4K液晶テレビです。画質エンジンにはREGZAエンジンNEO plusを搭載しており、高い演算能力で美しい映像を作り出します。4Kリアル解像度プラスという技術で、細かなディテールや質感を際立たせます。HDR10やドルビービジョンに対応しており、鮮やかな色彩や深みのある黒を再現します。ダイナミックレンジリマスターという技術で、SDRの映像もHDRに近い表現に変換します。メタコントラストという技術で、画面の明るさを最適化し、コントラストを高めます。ピクチャーオプティマイザーという技術で、視聴環境に合わせて画質を調整します。
音質エンジンにはAudyssey Dynamic EQを搭載しており、音量の変化に応じて音質を補正します。DTS Virtual:Xに対応しており、上下左右の音場を拡大し、臨場感のあるサウンドを提供します。ドルビーオーディオに対応しており、クリアでダイナミックな音声を聞けます。スピーカーは10W+10Wのフルレンジ×2という構成で、豊かな音域をカバーします。
メリットとデメリット
それぞれの機種のメリットとデメリットをまとめてみました。自分の好みや用途に合わせて、最適な機種を選んでください。
まとめ
今回は、BRAVIA KJ-50X80L 50インチと、REGZA 50M520X 50インチと、AQUOS 4T-C50BL1 50インチという、3つの4K液晶テレビを比較してみました。それぞれの機種には、メリットとデメリットがありますが、どれも高画質な映像と高音質なサウンドを楽しめる機種です。
では、どれがベストチョイスなのでしょうか？私のおすすめは、BRAVIA KJ-50X80L 50インチです。理由は以下の通りです。
- BRAVIA KJ-50X80L 50インチは、ソニー独自の高画質技術で、4Kの映像を美しく再現できます。トリルミナスディスプレイで、広い色域をカバーし、自然な色合いを表現できます。HDR10やドルビービジョンに対応しており、明暗のコントラストや色彩の豊かさを感じられます。
- BRAVIA KJ-50X80L 50インチは、S-Force Front Surroundで、前方から広がる立体的なサウンドを楽しめます。DTS Digital Surroundやドルビーオーディオに対応しており、迫力ある音響効果を体感できます。
- BRAVIA KJ-50X80L 50インチは、Android TVを搭載しており、豊富なアプリやコンテンツにアクセスできます。Googleアシスタントに対応しており、音声操作も可能です。
BRAVIA KJ-50X80L 50インチは、価格が高く、バックライト方式がエッジ型であるというデメリットがありますが、それらを補って余りあるほどの高性能な機種です。画質や音質にこだわりたい方や、Android TVの機能をフルに活用したい方には、BRAVIA KJ-50X80L 50インチがおすすめです。
