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VIERA TH-65MZ1800 65インチはライバル機種に勝てるのか?比較レビュー

目次

比較概要

パナソニックの4K有機ELテレビ「VIERA TH-65MZ1800」は、2023年6月16日に発売されたハイグレードモデルです。高輝度有機ELパネルを採用し、ハイエンドモデルに迫る高コントラストを実現しています。また、イネーブルドスピーカー搭載の「360立体音響サウンドシステム」や、地震に強く倒れにくい「転倒防止スタンド」などの特徴も備えています。

本記事では、この「VIERA TH-65MZ1800」と、同じような価格帯で人気のある機種との比較を行います。比較機種は、2022年6月に発売された「VIERA TH-65HZ1800」と、2021年10月に発売された「VIERA TH-65HZ1000」です。これらの機種は、それぞれ「AI HDRリマスター」や「Dolby Vision IQ」などの独自技術を搭載しており、高画質と高音質を両立しています。

では、「VIERA TH-65MZ1800」は、「VIERA TH-65HZ1800」と「VIERA TH-65HZ1000」と比べてどのような違いがあるのでしょうか? それぞれの機種の画質・音質・操作性・デザイン・コストパフォーマンス について詳しく見ていきましょう。

比較表

項目 VIERA TH-65MZ1800 VIERA TH-65HZ1800 VIERA TH-65HZ1000
素数 3840x2160 3840x2160 3840x2160
画面サイズ 65V型 (約164cm) 65V型 (約164cm) 65V型 (約164cm)
パネル種類 高輝度有機ELパネル 有機ELパネル 有機ELパネル
倍速機能 オブジェクト検出 倍速表示 オブジェクト検出 倍速表示 オブジェクト検出 倍速表示
HDR対応形式 HDR10+ / HDR10 / HLG / Dolby Vision IQ / HLG Photo / AV1 HDR10+ HDR10+ / HDR10 / HLG / Dolby Vision IQ / HLG Photo / AV1 HDR10+ HDR10+ / HDR10 / HLG / Dolby Vision IQ / HLG Photo / AV1 HDR10+
音声出力 30W (10W+10W+10W) 140W (40W+20W+20W+20W+20W+20W) 30W (10W+10W+10W)
音響システム 360立体音響サウンドシステム テクニクスチューニング ドルビーアトモス対応 サラウンドAI
チューナー数 3波 (地デジ/BS/110度CS) 3波 (地デジ/BS/110度CS) 3波 (地デジ/BS/110度CS)
HDMI端子数 4系統 (HDMI2.1対応×2) 4系統 (HDMI2.1対応×2) 4系統 (HDMI2.1対応×2)
USB端子数 3系統 (USB3.0×1 / USB2.0×2) 3系統 (USB3.0×1 / USB2.0×2) 3系統 (USB3.0×1 / USB2.0×2)

比較詳細

今回は、パナソニックの4K有機ELテレビの中から、VIERA TH-65MZ1800 65インチとVIERA TH-65HZ1800 65インチ、VIERA TH-65HZ1000 65インチの3機種を比較してみました。それぞれの特徴や違いを見ていきましょう。

VIERA TH-65MZ1800 65インチは、2023年6月に発売の最新モデルです。高輝度有機ELパネルを採用し、ハイエンドモデルに迫る高コントラストを実現しています。また、イネーブルドスピーカーを搭載した「360立体音響サウンドシステム」で、迫力のサウンドを楽しめます。さらに、地震に強く倒れにくい「転倒防止スタンド」も搭載しており、安心して設置できます。

VIERA TH-65HZ1800 65インチは、2021年7月に発売されたモデルです。有機ELパネルを採用し、「AI HDRリマスター」が進化し明るく高コントラストな映像が特徴です。また、テクニクスチューニング ドルビーアトモス対応のサウンドシステムで、臨場感のあるサウンドを楽しめます。さらに、HDMI2.1対応端子を2系統備えており、高速伝送や可変リフレッシュレートなどの機能に対応しています。

VIERA TH-65HZ1000 65インチは、2020年7月に発売されたモデルです。有機ELパネルを採用し、「AI HDRリマスター」が進化し、明るく高コントラストな映像を実現しています。また、上下左右から音に包まれる立体音響技術「Dolby AtmosR (ドルビーアトモス)」で、臨場感のあるサウンドを楽しめます。さらに、地震に強く倒れにくい「転倒防止スタンド」にスイーベル (首ふり)機能を新たに搭載しており、視聴位置に合わせてテレビの向きを調整できます。

以上のように、3機種はそれぞれ異なる特徴や機能を持っています。VIERA TH-65MZ1800 65インチは、最新の高輝度有機ELパネルと360立体音響サウンドシステムで、高画質と高音質を両立したモデルです。VIERA TH-65HZ1800 65インチは、AI HDRリマスターとテクニクスチューニング ドルビーアトモス対応のサウンドシステムで、明るく高コントラストな映像と臨場感のあるサウンドを提供するモデルです。VIERA TH-65HZ1000 65インチは、AI HDRリマスターとDolby AtmosR (ドルビーアトモス)で、暗部のコントラスト表現と立体音響技術を強化したモデルです。

メリットとデメリット

VIERA TH-65MZ1800 65インチのメリットとデメリットを見ていきましょう。

まず、メリットは以下の通りです。

  • 高輝度有機ELパネルを採用し、明るく高コントラストな映像を実現しています。HDR規格も豊富に対応しており、さまざまなコンテンツを美しく再現できます。
  • ネーブルドスピーカーを搭載した「360立体音響サウンドシステム」で、迫力のサウンドを楽しめます。高さ方向の音もリアルに再生し、Dolby Atmosの再現力を高めています。
  • 地震に強く倒れにくい「転倒防止スタンド」も搭載しており、安心して設置できます。スイーベル (首ふり)機能も備えており、視聴位置に合わせてテレビの向きを調整できます。
  • AI技術による自動画質・音質調整やゲーム関連の機能強化など、便利な機能が充実しています。ネット動画や外部サービスとの連携もスムーズです。

次に、デメリットは以下の通りです。

  • 消費電力が496Wと大きく、年間消費電力量も232kWh/年と高いです。電気代がかかるので注意が必要です。
  • 本体サイズが1.45m×88.9cm×303mmと大きく、本体重量も24kgと重いです。設置場所や移動に制限があるかもしれません。
  • 価格がオープンプライスですが、店頭予想価格は約40万円前後と高額です。予算に余裕がないと購入しにくいかもしれません。

以上のように、VIERA TH-65MZ1800 65インチは、高画質・高音質・安全性・便利性などのメリットが多い一方で、消費電力・本体サイズ・価格などのデメリットもあります。自分のニーズや予算に合わせて検討してみてください。

まとめ

今回は、パナソニックの4K有機ELテレビ「VIERA TH-65MZ1800 65インチ」と「VIERA TH-65HZ1800 65インチ」、「VIERA TH-65HZ1000 65インチ」の3機種を比較しました。それぞれの特徴やメリット・デメリットを見てきましたが、どれがおすすめなのでしょうか?

結論から言うと、高画質・高音質・安全性・便利性を求めるなら、「VIERA TH-65MZ1800 65インチ」がベストチョイスです。最新の高輝度有機ELパネルと360立体音響サウンドシステムで、迫力のある映像とサウンドを楽しめます。また、地震に強く倒れにくい転倒防止スタンドやAI技術による自動画質・音質調整など、安心して使える機能も充実しています。ただし、消費電力や本体サイズが大きく、価格も高いので、予算や設置場所に余裕がないと購入しにくいかもしれません。

明るく高コントラストな映像と臨場感のあるサウンドを求めるなら、「VIERA TH-65HZ1800 65インチ」がおすすめです。AI HDRリマスターとテクニクスチューニング ドルビーアトモス対応のサウンドシステムで、美しく鮮やかな映像と立体的な音を提供します。また、転倒防止スタンドやゲーム関連の機能強化など、便利な機能も備えています。ただし、消費電力や本体サイズはMZ1800と同じくらい大きく、価格もそれほど安くはありません。

暗部のコントラスト表現と立体音響技術を求めるなら、「VIERA TH-65HZ1000 65インチ」がおすすめです。AI HDRリマスターとDolby AtmosR (ドルビーアトモス)で、暗部の階調や色彩を強化し、上下左右から音に包まれるサウンドを楽しめます。また、転倒防止スタンドにスイーベル (首ふり)機能を新たに搭載しており、視聴位置に合わせてテレビの向きを調整できます。ただし、消費電力や本体サイズはMZ1800やHZ1800と同じくらい大きく、価格もそれほど安くはありません。

以上のように、3機種はそれぞれ異なる特徴や機能を持っています。自分のニーズや予算に合わせて最適な一台を選んでください。