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VIERA TH-43MX800 43インチは他の4Kテレビと比べてどうなの?

目次

比較概要

4K液晶テレビの中でも人気の高いパナソニックVIERAシリーズ。その中でも2023年7月に発売されたばかりの最新モデルがTH-43MX800 です。このテレビは、直下型高輝度液晶を搭載し、明るく鮮やかな映像を実現しています。また、立体音響技術「Dolby AtmosR(ドルビーアトモス)」により、広がりのある音空間を作り出します。さらに、ネット動画もかんたんに楽しめる機能も備えています。

では、このテレビは他の4K液晶テレビと比べてどうなのでしょうか?今回は、同じパナソニックVIERAシリーズで、2022年7月に発売されたTH-43LX800 と比較してみます。このテレビは、「オートAI画質」「ヘキサクロマドライブ」を備えた、LX800シリーズの4K液晶テレビです。価格帯も同じくらいで、人気のある機種です。

それでは、TH-43MX800とTH-43LX800の違いは何でしょうか?比較表と比較詳細で見ていきましょう。

比較表

項目 VIERA TH-43MX800 VIERA TH-43LX800
画面サイズ 43V型 (インチ) 43V型 (インチ)
素数 3840x2160 3840x2160
バックライトタイプ 直下型 直下型
音声出力 20W (10W+10W) 20W (10W+10W)
Dolby AtmosR対応
オートAI画質
ヘキサクロマドライブ
USBハードディスク録画対応
HDMI端子数 3 3
USB端子数 2 (うち1つはUSB3.0対応) 2 (うち1つはUSB3.0対応)

比較詳細

VIERA TH-43MX800とVIERA TH-43LX800は、どちらもパナソニックの4K液晶テレビですが、いくつかの違いがあります。ここでは、それぞれの特徴やメリットを比較してみましょう。

まず、VIERA TH-43MX800は、直下型高輝度液晶を搭載しています。これは、画面の裏側にLEDバックライトを配置し、細分化されたエリアで明るさを制御することで、高コントラストや明るさを実現する技術です。4K/HDR映像を高輝度で楽しむことができます。また、立体音響技術「Dolby AtmosR(ドルビーアトモス)」に対応しており、テレビのスピーカーのみで上下左右から音に包み込まれるような音空間を作り出します。映像と音声の臨場感を高めることができます。

一方、VIERA TH-43LX800は、「オートAI画質」と「ヘキサクロマドライブ」を備えています。「オートAI画質」は、AI(人工知能)がシーンに合わせて映像を自動で最適化する機能です。放送や映画など100万を超える映像のシーンから構成される学習用データベースをディープラーニングを活用してAIが学習し、シーン認識アルゴリズムを生成します。これにより、ビエラがシーンに応じて自動的に最適な画質に調整することができます。「ヘキサクロマドライブ」は、パナソニック独自の6原色技術である「ヘキサクロマカラーマネジメント」を搭載した画質処理エンジンです。これにより、豊かな色域と自然な色彩表現を実現します。

比較詳細(続き)

次に、VIERA TH-43MX800とVIERA TH-43LX800は、音質や操作性などにも違いがあります。ここでは、それぞれの特徴やメリットを比較してみましょう。

VIERA TH-43MX800は、スピーカーの配置や音響処理に工夫を凝らしています。テレビの上部には高音域用のスピーカーを搭載し、天井から音が反射することで上方向の音場を拡大します。また、テレビの下部には低音域用のスピーカーを搭載し、重低音を再生します。さらに、立体音響技術「Dolby AtmosR(ドルビーアトモス)」に対応しており、テレビのスピーカーのみで上下左右から音に包み込まれるような音空間を作り出します。映像と音声の臨場感を高めることができます。

一方、VIERA TH-43LX800は、スマートスピーカーと連携できる機能を備えています。GoogleアシスタントAmazon Alexaなどのスマートスピーカーと接続することで、声でテレビの操作や設定ができます。例えば、「OK Google、テレビつけて」と言えばテレビが自動でオンになったり、「Alexa、テレビでYouTubeを見せて」と言えばYouTubeが起動したりします。また、Wi-Fiに対応しており、スマートフォンタブレットなどとワイヤレスで接続することもできます。ネット動画や写真などをテレビの大画面で楽しむことができます。

メリットとデメリット

VIERA TH-43MX800とVIERA TH-43LX800は、どちらもパナソニックの4K液晶テレビですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。ここでは、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみましょう。

VIERA TH-43MX800のメリット

  • 直下型高輝度液晶を搭載しており、高コントラストや明るさを実現している。
  • 立体音響技術「Dolby AtmosR(ドルビーアトモス)」に対応しており、テレビのスピーカーのみで上下左右から音に包み込まれるような音空間を作り出している。
  • HDR10やドルビービジョンなどのHDR規格に対応しており、より豊かな色彩表現ができる。

VIERA TH-43MX800のデメリット

  • 本体サイズがやや大きく、設置場所に制限があるかもしれない。
  • オートAI画質やヘキサクロマドライブなどの画質最適化機能が搭載されていない。
  • スマートスピーカーと連携できない。

VIERA TH-43LX800のメリット

  • オートAI画質やヘキサクロマドライブなどの画質最適化機能が搭載されており、AIがシーンに合わせて映像を自動で調整してくれる。
  • スマートスピーカーと連携できる機能が備えられており、声でテレビの操作や設定ができる。
  • Wi-Fiに対応しており、スマートフォンタブレットなどとワイヤレスで接続できる。

VIERA TH-43LX800のデメリット

まとめ

VIERA TH-43MX800とVIERA TH-43LX800は、どちらもパナソニックの4K液晶テレビですが、それぞれに特徴があります。VIERA TH-43MX800は、直下型高輝度液晶やDolby AtmosR(ドルビーアトモス)などの技術を搭載しており、映像や音質に優れています。VIERA TH-43LX800は、オートAI画質やヘキサクロマドライブなどの技術を搭載しており、画質の最適化に優れています。また、スマートスピーカーと連携できる機能やWi-Fi対応などの機能も備えています。

では、どちらのテレビがおすすめでしょうか?答えは、あなたの好みやニーズによって異なるでしょう。しかし、私が一つだけ選ぶとしたら、VIERA TH-43MX800をおすすめします。理由は、映像や音質の臨場感が圧倒的に高いからです。4K液晶テレビを選ぶなら、やはり高コントラストや明るさ、豊かな色彩表現、広がりのある音空間などを楽しみたいと思うのではないでしょうか?VIERA TH-43MX800は、それらを満たしてくれるテレビです。操作性や連携性には劣りますが、それらは別のデバイスやアプリで補える可能性があります。しかし、映像や音質はテレビ自体の性能に大きく依存します。その点で、VIERA TH-43MX800はVIERA TH-43LX800よりも優位です。

もちろん、VIERA TH-43LX800も悪いテレビではありません。画質の最適化やスマートスピーカーとの連携などは魅力的です。しかし、それらは4K液晶テレビの本質ではないと思います。4K液晶テレビを選ぶなら、まずは映像や音質にこだわりたいと思います。その点で、VIERA TH-43MX800はVIERA TH-43LX800よりも優れています。

以上がVIERA TH-43MX800とVIERA TH-43LX800の比較記事でした。どちらも4K液晶テレビとして優れた性能を持っていますが、映像や音質に重点を置くならVIERA TH-43MX800、操作性や連携性に重点を置くならVIERA TH-43LX800がおすすめです。しかし、私が一つだけ選ぶとしたら、VIERA TH-43MX800をおすすめします。理由は、映像や音質の臨場感が圧倒的に高いからです。