REGZA 65Z570L 65インチはライバル機種に勝てるか？比較レビュー
目次
比較概要
4K液晶テレビのエントリーモデルとして人気のREGZA 65Z570L 65インチは、どのような特徴を持っているのでしょうか？
この記事では、REGZA 65Z570L 65インチを同じく2021年に発売されたソニーのBRAVIA XR-65X90J 65インチと、シャープのAQUOS 4T-C65BL1 65インチと比較してみます。
比較するポイントは、画質・音質・録画・再生・スマート機能・快適・便利・外観などです。それぞれの項目で、REGZA 65Z570L 65インチが優れている点や劣っている点を分かりやすく解説します。
REGZA 65Z570L 65インチは、高精細でなめらかな映像美を実現する新開発の直下型倍速パネルや、重低音立体音響システムなどの高画質・高音質技術に加え、タイムシフトマシンやざんまいスマートアクセスなどの録画・再生機能も充実しています。
一方で、HDR対応や広色域量子ドットなどの最新技術は搭載されていません。また、スマート機能もAndroid TVの基本的なものにとどまっており、独自のサービスやアプリは少ないです。
では、REGZA 65Z570L 65インチはライバル機種に勝てるのでしょうか？それとも負けてしまうのでしょうか？
気になる方は、ぜひ続きを読んでみてください。
比較表
| 項目 | REGZA 65Z570L 65インチ | BRAVIA XRJ-65X90J 65インチ | AQUOS 4T-C65BL1 65インチ |
|---|---|---|---|
| 画質 | 4K液晶テレビ 直下型倍速パネル HDR10対応 ドルビービジョン非対応 広色域量子ドット非搭載 |
4K液晶テレビ 直下型LED部分駆動 HDR10対応 ドルビービジョン対応 広色域量子ドット非搭載 |
4K液晶テレビ エッジ型LEDバックライト HDR10対応 ドルビービジョン非対応 広色域量子ドット搭載 |
| 音質 | 重低音立体音響システム Dolby Atmos非対応 音声実用最大出力：20W |
Dolby Atmos対応 音声実用最大出力：20W |
Dolby Atmos非対応 音声実用最大出力：20W |
| 録画・再生 | タイムシフトマシン ざんまいスマートアクセス 外付けHDD録画対応 自動録画機能非搭載 |
BRAVIA CORE対応 外付けHDD録画対応 自動録画機能非搭載 |
AQUOSファミリンクプラス対応 AQUOSファミリンクプラス録画対応 外付けHDD録画対応 自動録画機能搭載 |
| スマート機能 | Android TV搭載 VODサービス多数対応 Google アシスタント対応 Alexa非対応 |
Android TV搭載 VODサービス多数対応 Google アシスタント対応 Alexa対応 |
AQUOS NET+搭載 VODサービス少数対応 AQUOSアシスト非対応 Alexa非対応 |
| 快適・便利 | Bluetooth対応 Google アシスタント対応 Alexa非対応 ハイブリッドキャスト非対応 |
Bluetooth対応 Google アシスタント対応 Alexa対応 ハイブリッドキャスト対応 |
Bluetooth対応 AQUOSアシスト非対応 Alexa非対応 ハイブリッドキャスト対応 |
| 外観 | 回転式スタンド 幅×高さ×奥行：1452×903×354 mm 重量：24.6 kg |
回転式スタンド 幅×高さ×奥行：1452×903×354 mm 重量：24.6 kg |
回転式スタンド 幅×高さ×奥行：1452×903×354 mm 重量：24.6 kg |
| 価格（税込） | \\149,800 | \\198,000 | \\145,000 |
| 発売日 | 2021年7月16日 | 2021年5月1日 | 2022年7月16日 |
比較詳細
今回は、REGZA 65Z570L 65インチ、BRAVIA XRJ-65X90J 65インチ、AQUOS 4T-C65BL1 65インチの3つの4K液晶テレビを比較してみました。それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説しますので、テレビ選びの参考にしてください。
まず、REGZA 65Z570L 65インチは、倍速パネルとリアルブラックエリアコントロールによって、白と黒のコントラストが強調された美しい映像を楽しめるテレビです。広色域復元プロや美肌フェイストーンZRⅡなどの技術で、繊細な色味や人肌の質感も自然に再現されます。音質も重低音立体音響システムで迫力あるサウンドを実現しています。録画・再生機能も充実しており、タイムシフトマシンやざんまいスマートアクセスなどで見逃した番組やネット動画も簡単に視聴できます。スマート機能もAndroid TVを搭載しており、多彩なアプリや音声操作が楽しめます。デザインも回転式スタンドで省スペースに設置できるのが魅力です。
次に、BRAVIA XRJ-65X90J 65インチは、認知特性プロセッサー「XR」が数十万もの情報を分析・最適化し、人が自然だと感じる繊細な色味を映し出すテレビです。低反射パネル「X-Anti Reflection」やドルビービジョンに対応しており、明るさやコントラストが自動で調整されます。音質もDolby Atmosに対応しており、立体的で臨場感のあるサウンドを体感できます。録画・再生機能は外付けHDDに対応しており、4Kダブルチューナーウラ録で裏番組録画が可能です。スマート機能もAndroid TVを搭載しており、多彩なアプリや音声操作が楽しめます。さらにGoogle アシスタントやAlexaにも対応しており、スマートホームと連携できます。デザインも回転式スタンドで省スペースに設置できるのが魅力です。
録画機能
録画機能は、見逃した番組や好きな番組を保存しておくために重要な機能です。しかし、テレビによって録画できるチャンネル数や録画方法が異なります。ここでは、各テレビの録画機能について詳しく見ていきましょう。
| テレビ | チューナー数 | 録画方法 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| レグザ65Z570L | 地上・BS・110度CSデジタル各3 BS 4K・110度CS 4K各2 |
外付けHDD | 4Kダブルチューナーウラ録で4K放送を2番組同時録画可能 BSも地デジも3チューナーW録で最大6番組同時録画可能 タイムシフトリンクで過去番組も録画可能 ざんまいスマートアクセスで録画番組をジャンル別に表示 おまかせ録画で好みに合わせて自動録画1 |
| ブラビアXRJ-65X90J | 地上・BS・110度CSデジタル各2 BS 4K・110度CS 4K各1 |
外付けHDD | Dual Multi Tunerで最大4番組同時録画可能 Dolby Vision IQ対応でHDR映像も忠実に再生 BRAVIA COREで独自のストリーミングサービスを楽しめる2 |
| AQUOS 4T-C65BL1 | 地上・BS・110度CSデジタル各3 BS 4K・110度CS 4K各1 |
AQUOSブルーレイまたは外付けHDD | AQUOSブルーレイと連携して最大8番組同時録画可能 AQUOSブルーレイからテレビへのダビングも可能 AQUOSファミリンクで家族間で録画番組を共有可能3 |
以上の表から分かるように、レグザ65Z570Lはチューナー数が最も多く、4K放送も2番組同時に録画できます。また、過去番組や自動録画などの便利な機能も充実しています。ブラビアXRJ-65X90Jはチューナー数は少なめですが、HDR映像の録画や再生に対応しており、独自のストリーミングサービスも楽しめます。AQUOS 4T-C65BL1はAQUOSブルーレイとの連携が強みで、最大8番組の録画やダビング、家族間での共有が可能です。
ネットワーク機能
ネットワーク機能は、インターネットに接続してさまざまなコンテンツを楽しむために重要な機能です。しかし、テレビによって対応しているサービスや操作方法が異なります。ここでは、各テレビのネットワーク機能について詳しく見ていきましょう。
| テレビ | 対応サービス | 操作方法 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| レグザ65Z570L | YouTube Netflix Amazon Prime Video dTV FOD Hulu Paravi U-NEXT Disney+ dアニメストア AbemaTV GYAO! TVer NHKプラス NHKオンデマンド NHK for School radiko.jp AmebaTV ひかりTV for docomo ひかりTVショッピング J:COMオンデマンド J SPORTSオンデマンド |
リモコン（音声操作対応） スマートフォン（レグザリンク・コントローラ） スマートスピーカー（Googleアシスタント・Alexa） |
ネット動画ビューティZRⅡでネット動画の画質を向上 ざんまいスマートアクセスで録画番組とネット動画を一覧表示1 |
| ブラビアXRJ-65X90J | YouTube Netflix Amazon Prime Video dTV FOD Hulu Paravi U-NEXT Disney+ dアニメストア GYAO! TVer NHKプラス NHKオンデマンド NHK for School AmebaTV J:COMオンデマンド J SPORTSオンデマンド |
リモコン（音声操作対応） スマートフォン（Video & TV SideView） スマートスピーカー（Googleアシスタント・Alexa） |
BRAVIA COREでソニー独自のストリーミングサービスを楽しめる2 Dolby Vision IQでHDR映像を最適化2 |
メリットとデメリット
最後に、各テレビのメリットとデメリットをまとめてみましょう。どのテレビもそれぞれに良い点と悪い点がありますが、自分のニーズや予算に合わせて選ぶことが大切です。
| テレビ | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| レグザ65Z570L | 録画機能が最も充実している ネット動画の画質を向上させる機能がある 録画番組とネット動画を一覧表示できる |
価格が最も高い 画質や音質は他のテレビに劣る BRAVIA COREには対応していない |
| ブラビアXRJ-65X90J | 画質や音質が最も優れている BRAVIA COREで独自のストリーミングサービスを楽しめる HDR映像を最適化する機能がある |
録画機能が最も貧弱である AQUOSブルーレイとの連携ができない 価格は中間的である |
| AQUOS 4T-C65BL1 | 価格が最も安い AQUOSブルーレイとの連携が強みである 家族間で録画番組を共有できる |
チューナー数が少なく、4K放送の録画に制限がある ネット動画の画質を向上させる機能がない BRAVIA COREには対応していない |
以上が、レグザ65Z570LとブラビアXRJ-65X90JとAQUOS 4T-C65BL1という3つの4K液晶テレビの比較記事の後半です。前半と合わせて読んでいただければ、各テレビの特徴や違いが分かっていただけると思います。自分に合ったテレビを見つけて、快適な視聴ライフを楽しみましょう。
まとめ
この記事では、レグザ65Z570LとブラビアXRJ-65X90JとAQUOS 4T-C65BL1という3つの4K液晶テレビを比較しました。それぞれのテレビにはメリットとデメリットがありますが、最終的にどれを選ぶかは、あなたの予算や優先順位によって決まります。
レグザ65Z570Lは、録画機能が最も充実しているテレビです。4K放送も2番組同時に録画できますし、過去番組や自動録画などの便利な機能もあります。ネット動画の画質も向上させる機能がありますし、録画番組とネット動画を一覧表示できます。しかし、価格は最も高く、画質や音質は他のテレビに劣ります。BRAVIA COREにも対応していません。レグザ65Z570Lは、録画番組をたくさん見たい人や、ネット動画を綺麗に見たい人におすすめです。
ブラビアXRJ-65X90Jは、画質や音質が最も優れているテレビです。HDR映像の録画や再生に対応しており、Dolby Vision IQでHDR映像を最適化する機能があります。BRAVIA COREでソニー独自のストリーミングサービスも楽しめます。しかし、録画機能は最も貧弱で、AQUOSブルーレイとの連携もできません。価格は中間的です。ブラビアXRJ-65X90Jは、高画質や高音質を求める人や、BRAVIA COREを楽しみたい人におすすめです。
AQUOS 4T-C65BL1は、価格が最も安いテレビです。AQUOSブルーレイとの連携が強みで、最大8番組の録画やダビング、家族間での共有が可能です。しかし、チューナー数が少なく、4K放送の録画に制限があります。ネット動画の画質を向上させる機能もありませんし、BRAVIA COREにも対応していません。AQUOS 4T-C65BL1は、予算が限られている人や、AQUOSブルーレイと連携したい人におすすめです。
以上が、3つの4K液晶テレビの比較記事のまとめです。私のベストチョイスは、ブラビアXRJ-65X90Jです。理由は、画質や音質が最も優れているからです。私は映画やドラマなどの映像作品をよく見るので、高画質や高音質を重視します。また、BRAVIA COREで独自のストリーミングサービスを楽しみたいと思っています。録画機能はあまり使わないので、それほど気になりません。もちろん、あなたの好みやニーズによって異なるかもしれませんが、私はブラビアXRJ-65X90Jをお勧めします。
参考サイト
このブログを書くにあたり、以下のサイトを参照しました。
