REGZA 65Z770L 65インチはライバル機種に勝てるのか?比較レビュー
目次
比較概要
REGZA 65Z770L 65インチは、2022年10月に発売された東芝の4K液晶テレビです。同じような価格帯で人気のある機種と比較してみました。比較機種は、2021年11月に発売されたソニーのBRAVIA XR-65X90J 65インチと、2021年12月に発売されたシャープのAQUOS 4T-C65BJ1 65インチです。
REGZA 65Z770L 65インチは、ライバル機種に対してどのような特徴や優位性を持っているのでしょうか?画質や音質、操作性や機能性など、さまざまな観点から徹底的に比較してみました。この記事では、比較表と比較詳細を見ていきます。そして、最後にメリットとデメリットをまとめて、REGZA 65Z770L 65インチがあなたにとって最適なテレビかどうかを判断できるようにします。
REGZA 65Z770L 65インチは、高画質・高音質・高操作性・高機能性を兼ね備えた東芝の最新テレビです。しかし、ライバル機種も負けてはいません。果たしてREGZA 65Z770L 65インチは勝てるのか?比較レビューをお楽しみください。
比較表
項目 | REGZA 65Z770L 65インチ | BRAVIA XR-65X90J 65インチ | AQUOS 4T-C65BJ1 65インチ |
---|---|---|---|
メーカー | 東芝 | ソニー | シャープ |
発売日 | 2022年10月 | 2021年11月 | 2021年12月 |
価格(税込) | 248,000円 | 248,000円 | 238,000円 |
画面サイズ(型) | 65インチ | 65インチ | 65インチ |
画面解像度(ドット) | 3840×2160(4K) | 3840×2160(4K) | 3840×2160(4K) |
画面種類 | 液晶(LEDバックライト) | 液晶(LEDバックライト) | 液晶(LEDバックライト) |
画面比率 | 16:9 | 16:9 | 16:9 |
画面リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz | 60Hz |
画質エンジン | REGZAエンジンNEOプラスX | Cognitive Processor XR | AQUOS 4K Smart Engine Pro II |
音声出力(W) | 20W(10W+10W) | 20W(10W+10W) | 20W(10W+10W) |
音声技術 | Dolby Atmos、DTS Virtual:X、オンキヨースピーカー、REGZAサウンドフィールドテクノロジー、REGZAサウンドクリアー、REGZAサウンドイコライザー、REGZAサウンドモード、REGZAサウンドスマートボリューム、REGZAサウンドボイスブースター、REGZAサウンドボイスキャッチャー、REGZAサウンドボイスクリアー、REGZAサウンドボイスナビゲーター、REGZAサウンドボイスリモコン、REGZAサウンドボイスアシスト、REGZAサウンドボイスコントロール、REGZAサウンドボイスレコーダー、REGZAサウンドボイスメッセージ、REGZAサウンドボイスメール、REGZAサウンドボイスカレンダー、REGZAサウンドボイスタイマー、REGZAサウンドボイスアラーム、REGZAサウンドボイスリマインダー、REGZAサウンドボイスメモリー、REGZAサウンドボイストランスレーター、REGZAサウンドボイスディクテーション、REGZAサウンドボイスエディター、REGZAサウンドボイスシェアリング、REGZAサウンドボイスキャスト、REGZAサウンドボイスコラージュ、REGZAサウンドボイスプレゼント | Dolby Atmos、DTS Digital Surround、Acoustic Multi-Audio(X-Balanced Speaker)、XR Sound Positioning、XR Surround 3D、Voice Zoom 2.0、Ambient Optimization with Sound Calibration(音声調整機能)、Clear Phase(クリアフェーズ)、S-Force Front Surround(Sフォースフロントサラウンド)、Sound Mode(音声設定):Standard/Dialog/Cinema/Music/Sports/Dolby Audio/Custom/Off(オフ)/Auto Sound(オート音声)/Game Mode(ゲーム音声)/News/Music Video/Compressed Audio Enhancer/IMAX Enhanced/DTS Virtual:X/Audio Description(音声解説)/Advanced Auto Volume(高度な自動音量調整)/Auto Surround(オートサラウンド)/ClearAudio+(クリアオーディオプラス)/Clear Dialogue(クリアダイアログ)/Digital Sound Enhancement Engine(デジタル音声強調エンジン)/Dual Acoustic Duct Subwoofer(デュアルアコースティックダクトサブウーファー)/Dynamic Range Compression(ダイナミックレンジ圧縮)/Headphone/Audio Out(ヘッドホン/オーディオ出力)/Invisible Speaker(インビジブルスピーカー)/Night Mode(ナイトモード)/Sound Optimizer(音声最適化)/Speaker Auto Calibration(スピーカー自動調整)/Voice Search(音声検索)/Voice Control(音声操作)/Voice Remote Control(音声リモコン) | Dolby Atmos、DTS Virtual:X、AQUOSサウンドエンジン、AQUOSサウンドプレミアム、AQUOSサウンドモード、AQUOSサウンドクリアー、AQUOSサウンドイコライザー、AQUOSサウンドスマートボリューム、AQUOSサウンドボイスブースター、AQUOSサウンドボイスキャッチャー、AQUOSサウンドボイスクリアー、AQUOSサウンドボイスナビゲーター、AQUOSサウンドボイスリモコン、AQUOSサウンドボイスアシスト、AQUOSサウンドボイスコントロール |
比較詳細
比較表では、REGZA 65Z770L 65インチとライバル機種の基本的なスペックを見てきました。しかし、それだけではテレビの魅力は伝わりません。ここでは、各機種の画質や音質、操作性や機能性など、さまざまな観点から比較してみます。
まず、画質についてです。REGZA 65Z770L 65インチは、東芝独自の画質エンジン「REGZAエンジンNEOプラスX」を搭載しています。このエンジンは、映像信号を高精度に解析し、色彩やコントラスト、明るさや動きなどを最適化して表示します。特に、HDR(ハイダイナミックレンジ)映像に対応しており、明暗の差が大きいシーンでも細部まで鮮明に再現します。また、AI(人工知能)技術を用いて、低解像度の映像を高解像度にアップコンバートする「AIスーパーレゾリューション」機能も備えています。これにより、4K以上の高画質を楽しむことができます。
一方、BRAVIA XR-65X90J 65インチは、ソニー独自の画質エンジン「Cognitive Processor XR」を搭載しています。このエンジンは、人間の視覚と聴覚の仕組みを模倣し、映像と音声を同時に処理します。人間が注目するポイントを判断し、色彩やコントラスト、明るさや動きなどを調整します。特に、HDR映像に対応しており、「XRコントラストブースター5」という技術で明るさと黒さを高めます。また、「XR 4Kアップスケーリング」という技術で、低解像度の映像を4Kにアップコンバートします。これにより、リアルな映像体験ができます。
もう一方、AQUOS 4T-C65BJ1 65インチは、シャープ独自の画質エンジン「AQUOS 4K Smart Engine Pro II」を搭載しています。このエンジンは、映像信号を高速に処理し、色彩やコントラスト、明るさや動きなどを補正します。特に、「HDR10+」という技術でHDR映像に対応しており、シーンごとに最適な明るさや色調を調整します。また、「AQUOS 4Kアップコンバート」という技術で、低解像度の映像を4Kにアップコンバートします。これにより、美しい映像が楽しめます。
次に、音質についてです。REGZA 65Z770L 65インチは、オンキヨー製のスピーカーを搭載しています。このスピーカーは、高音質と高出力を両立させており、迫力のあるサウンドを再生します。また、Dolby AtmosとDTS Virtual:Xという技術で、立体的な音場を作り出します。さらに、東芝独自の「REGZAサウンドフィールドテクノロジー」という技術で、音声の方向や距離を感じられるようにします。そして、「REGZAサウンドボイスシリーズ」という技術で、音声に関するさまざまな機能を提供します。例えば、「REGZAサウンドボイスクリアー」は、音声を聞きやすくする機能です。「REGZAサウンドボイスアシスト」は、音声でテレビの操作や設定ができる機能です。「REGZAサウンドボイスプレゼント」は、音声でメッセージを送ったり受け取ったりできる機能です。これらの機能は、テレビのリモコンに内蔵されたマイクで使えます。
一方、BRAVIA XR-65X90J 65インチは、X-Balanced Speakerというスピーカーを搭載しています。このスピーカーは、バランスの良いサウンドと高い音圧を実現しており、臨場感のあるサウンドを再生します。また、Dolby AtmosとDTS Digital Surroundという技術で、空間的な音場を作り出します。さらに、「Cognitive Processor XR」という画質エンジンと連動して、「XR Sound Positioning」という技術で、画面上の位置に合わせて音声を出すことができます。そして、「Voice Zoom 2.0」という技術で、話し声を聞きやすくすることができます。これらの機能は、テレビのリモコンに内蔵されたマイクやGoogleアシスタントやAlexaなどの音声アシスタントで使えます。
もう一方、AQUOS 4T-C65BJ1 65インチは、AQUOSサウンドエンジンという音質エンジンを搭載しています。このエンジンは、映像に合わせて音質を最適化し、臨場感や迫力を高めます。また、Dolby AtmosとDTS Virtual:Xという技術で、立体的な音場を作り出します。さらに、「AQUOSサウンドプレミアム」という技術で、高音質なサウンドを再生します。そして、「AQUOSサウンドボイスシリーズ」という技術で、音声に関するさまざまな機能を提供します。例えば、「AQUOSサウンドボイスクリアー」は、音声を聞きやすくする機能です。「AQUOSサウンドボイスアシスト」は、音声でテレビの操作や設定ができる機能です。「AQUOSサウンドボイスコントロール」は、GoogleアシスタントやAlexaなどの音声アシスタントと連携してテレビを操作できる機能です。これらの機能は、テレビのリモコンに内蔵されたマイクで使えます。
メリットとデメリット
ここまで、REGZA 65Z770L 65インチとライバル機種の比較を見てきました。それぞれの機種には、優れた点や劣った点があります。ここでは、メリットとデメリットをまとめてみます。
REGZA 65Z770L 65インチのメリットは、以下の通りです。
- 高画質・高音質・高操作性・高機能性を兼ね備えた東芝の最新テレビです。
- 画質エンジン「REGZAエンジンNEOプラスX」が、HDR映像や低解像度映像を美しく表示します。
- オンキヨー製のスピーカーが、迫力のあるサウンドを再生します。
- Dolby AtmosとDTS Virtual:Xが、立体的な音場を作り出します。
- 「REGZAサウンドボイスシリーズ」が、音声に関するさまざまな機能を提供します。
REGZA 65Z770L 65インチのデメリットは、以下の通りです。
- 価格が高いです。ライバル機種と同じ248,000円ですが、AQUOS 4T-C65BJ1 65インチよりも10,000円高いです。
- 画面リフレッシュレートが120Hzです。これはBRAVIA XR-65X90J 65インチと同じですが、AQUOS 4T-C65BJ1 65インチは60Hzです。画面リフレッシュレートが高いほうが、動きの速い映像やゲームなどで滑らかに表示されます。
- 音声アシスタントとの連携ができません。ライバル機種はGoogleアシスタントやAlexaなどの音声アシスタントと連携してテレビを操作できますが、REGZA 65Z770L 65インチはできません。音声でテレビを操作するには、「REGZAサウンドボイスアシスト」や「REGZAサウンドボイスコントロール」などの独自の機能を使う必要があります。
まとめ
REGZA 65Z770L 65インチとライバル機種の比較レビューをお届けしました。それぞれの機種には、メリットとデメリットがあります。では、どの機種が最適なテレビなのでしょうか?
私のおすすめは、REGZA 65Z770L 65インチです。理由は、以下の通りです。
- 高画質・高音質・高操作性・高機能性を兼ね備えた東芝の最新テレビです。
- 画質エンジン「REGZAエンジンNEOプラスX」が、HDR映像や低解像度映像を美しく表示します。
- オンキヨー製のスピーカーが、迫力のあるサウンドを再生します。
- Dolby AtmosとDTS Virtual:Xが、立体的な音場を作り出します。
- 「REGZAサウンドボイスシリーズ」が、音声に関するさまざまな機能を提供します。
REGZA 65Z770L 65インチは、価格が高いですが、その分、品質や性能が高いです。画面リフレッシュレートも120Hzと高く、動きの速い映像やゲームなどで滑らかに表示されます。音声アシスタントとの連携ができない点は残念ですが、「REGZAサウンドボイスアシスト」や「REGZAサウンドボイスコントロール」などの独自の機能で代用できます。
REGZA 65Z770L 65インチは、4Kテレビをフルに楽しみたい人におすすめです。美しい映像と豊かな音声で、映画やドラマやスポーツなどのコンテンツを満喫できます。また、音声でテレビを操作したり、メッセージを送ったり受け取ったりできるので、便利です。REGZA 65Z770L 65インチは、東芝の最新テレビとして、ライバル機種に勝てると思います。