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REGZA 77X9900M 77インチはライバル機種に勝てるのか?〜性能と価格の比較〜

目次

比較概要

REGZA 77X9900M 77インチは、2022年10月に発売された東芝の最新の4K液晶テレビです。高画質、高音質、高機能を兼ね備えたフラッグシップモデルとして注目を集めていますが、同じく4K液晶テレビで人気のあるソニーBRAVIA XR-77A90J 77インチやLGのOLED77C1PJA 77インチと比べてどうなのでしょうか?

この記事では、REGZA 77X9900M 77インチとライバル機種の性能と価格を徹底的に比較して、どれがおすすめなのかを分かりやすく解説します。画質や音質はもちろん、操作性や消費電力なども比べてみました。最後にはメリットとデメリットもまとめていますので、テレビ選びの参考にしてください。

比較表

製品名 画面サイズ 解像度 画面タイプ バックライト HDR対応 リフレッシュレート
REGZA 77X9900M 77インチ 77インチ 3840×2160 液晶 ダイレクトLED Dolby Vision IQ / HDR10 / HLG 120Hz
BRAVIA XR-77A90J 77インチ 77インチ 3840×2160 OLED - Dolby Vision / HDR10 / HLG 120Hz
OLED77C1PJA 77インチ 77インチ 3840×2160 OLED - Dolby Vision IQ / HDR10 / HLG / Advanced HDR by Technicolor 120Hz

 

  音声出力 スピーカー数 サウンドモード OS リモコン 消費電力 重量
REGZA 77X9900M 77インチ 60W 4.2.2ch Dolby Atmos / DTS Virtual:X / REGZAサウンドエンジン / サウンドマスター / サウンドクリア / サウンドオプティマイザー / サウンドモード(スタンダード/シネマ/ミュージック/スポーツ/ゲーム) Android TV 11 REGZAリモコン(音声認識機能付き) 約420W(待機時0.5W以下) 約41.5kg(スタンド含む)
BRAVIA XR-77A90J 77インチ 50W 3.2ch Dolby Atmos / DTS Digital Surround / Acoustic Surface Audio+ / XRサウンドポジショニング / サウンドモード(スタンダード/シネマ/ミュージック/スポーツ/ドルビーオーディオ) BRAVIA CORE / Google TV BRAVIAリモコン(音声認識機能付き) 約373W(待機時0.5W以下) 約36.6kg(スタンド含む)
OLED77C1PJA 77インチ 40W 2.2ch Dolby Atmos / AI Sound Pro / OLED Surround / サウンドモード(AIサウンド/シネマ/クリアボイスIII/スポーツ/ミュージック/ゲーム) webOS 6.0 Magicリモコン(音声認識機能付き) 約247W(待機時0.5W以下) 約31.7kg(スタンド含む)

比較詳細

ここでは、比較表で見た各項目について、より詳しく比較していきます。REGZA 77X9900M 77インチとライバル機種の違いや特徴を知ることで、自分に合ったテレビを選ぶのに役立ちます。

まずは、画質に関する項目から見ていきましょう。

画面サイズは、すべての機種が77インチと同じです。これは、大画面テレビの中でも最大級のサイズで、迫力ある映像を楽しむことができます。ただし、設置する場所にも十分なスペースが必要ですので、事前に測っておくことをおすすめします。

解像度は、すべての機種が3840×2160と4Kです。4Kは、フルHDの約4倍の画素数を持つ高解像度で、細部まで鮮明に映し出します。4K対応の映像ソースや配信サービスも増えてきており、高画質なコンテンツを楽しむことができます。

画面タイプは、REGZA 77X9900M 77インチが液晶で、BRAVIA XR-77A90J 77インチとOLED77C1PJA 77インチがOLEDです。液晶とOLEDの違いは、バックライトの有無です。液晶は、画面の裏側にバックライトを配置して光を透過させる方式です。OLEDは、画素自体が発光する方式です。

バックライトは、REGZA 77X9900M 77インチがダイレクトLEDで、BRAVIA XR-77A90J 77インチとOLED77C1PJA 77インチが不要です。ダイレクトLEDは、画面の裏側に均一に配置されたLEDを個別に制御することで、明るさやコントラストを高める技術です。不要というのは、OLEDはバックライトを必要としないからです。

HDR対応は、すべての機種がDolby VisionとHDR10とHLGに対応しています。これらは、高輝度や広色域などのHDR(ハイダイナミックレンジ)映像を再現するための規格です。Dolby Visionは、シーンごとに最適な画質に調整する動的メタデータを持つ規格で、よりリアルな映像を楽しむことができます。REGZA 77X9900M 77インチとOLED77C1PJA 77インチは、Dolby Vision IQにも対応しており、周囲の明るさに合わせて画質を最適化する機能があります。OLED77C1PJA 77インチは、さらにAdvanced HDR by Technicolorにも対応しており、Technicolor社が認定したHDR映像を再現することができます。

リフレッシュレートは、すべての機種が120Hzです。リフレッシュレートとは、画面が1秒間に何回更新されるかを表す数値で、高いほど滑らかな動きを表現できます。120Hzは、通常の60Hzの2倍の速さで画面を更新することができるので、スポーツやゲームなどの高速な映像もくっきりと見ることができます。

メリットとデメリット

ここでは、各機種のメリットとデメリットをまとめてみました。自分のニーズや予算に合わせて、最適なテレビを選ぶのに役立ててください。

    • REGZA 77X9900M 77インチのメリット
    • REGZA 77X9900M 77インチのデメリット
      • OLEDに比べて黒の表現が劣る
      • 消費電力が高い
      • 重量が他の機種よりも重い
    • BRAVIA XR-77A90J 77インチのメリット
      • OLEDで自然な色彩と深い黒を表現
      • Acoustic Surface Audio+で画面全体がスピーカーになる
      • XRサウンドポジショニングで音像定位を高める
      • BRAVIA COREで独自の映画やドラマに無料で視聴可能
    • BRAVIA XR-77A90J 77インチのデメリット
      • バックライトがないため、明るい部屋では見づらい場合がある
      • 価格が他の機種よりも高い
      • Google TVでアプリのインストールに制限がある場合がある
    • OLED77C1PJA 77インチのメリット
      • OLEDで鮮やかな色と深みのある黒を再現
      • Dolby Vision IQとAdvanced HDR by Technicolorに対応しており、さまざまなHDR映像を楽しめる
      • webOS 6.0で使いやすいUIと豊富なコンテンツにアクセス可能
      • 消費電力が他の機種よりも低い
    • OLED77C1PJA 77インチのデメリット
      • バックライトがないため、明るい部屋では見づらい場合がある
      • 音声出力が他の機種よりも低い
      • 重量が他の機種よりも軽いため、設置時に注意が必要

まとめ

この記事では、REGZA 77X9900M 77インチとライバル機種の性能と価格を比較しました。どれも高画質で高音質で高機能な4K液晶テレビですが、それぞれに特徴や違いがあります。

REGZA 77X9900M 77インチは、ダイレクトLEDバックライトで明るく鮮明な画質を実現し、Dolby Vision IQで周囲の明るさに応じて画質を最適化します。また、4.2.2chのスピーカーとDolby Atmosで迫力あるサウンドを再生し、Android TV 11で豊富なアプリやコンテンツにアクセスできます。ただし、OLEDに比べて黒の表現が劣り、消費電力が高く、重量が重いです。

BRAVIA XR-77A90J 77インチは、OLEDで自然な色彩と深い黒を表現し、Acoustic Surface Audio+で画面全体がスピーカーになります。また、XRサウンドポジショニングで音像定位を高め、BRAVIA COREで独自の映画やドラマに無料で視聴できます。ただし、バックライトがないため、明るい部屋では見づらい場合があり、価格が他の機種よりも高く、Google TVでアプリのインストールに制限がある場合があります。

OLED77C1PJA 77インチは、OLEDで鮮やかな色と深みのある黒を再現し、Dolby Vision IQとAdvanced HDR by Technicolorに対応してさまざまなHDR映像を楽しめます。また、webOS 6.0で使いやすいUIと豊富なコンテンツにアクセスでき、消費電力が他の機種よりも低いです。ただし、バックライトがないため、明るい部屋では見づらい場合があり、音声出力が他の機種よりも低く、重量が他の機種よりも軽いため、設置時に注意が必要です。

では、どれがベストチョイスなのでしょうか?私はREGZA 77X9900M 77インチをおすすめします。理由は以下の通りです。

      • 画質はOLEDに劣らないほど明るく鮮明で、Dolby Vision IQで常に最適な画質に調整される
      • 音質は4.2.2chのスピーカーとDolby Atmosで最高のサウンドを体験できる
      • 機能はAndroid TV 11で多彩なアプリやコンテンツにアクセスできる
      • 価格はOLEDよりも安くてコスパが高い

REGZA 77X9900M 77インチは、大画面テレビの中でも最高峰の性能と価格を兼ね備えたフラッグシップモデルです。映画やドラマやゲームなどのエンターテイメントを存分に楽しみたい方には、ぴったりのテレビだと思います。

以上が、REGZA 77X9900M 77インチとライバル機種の比較記事でした。テレビ選びの参考になれば幸いです。ありがとうございました。