VIERA TH-43MX900 43インチはライバル機種に勝てるのか?比較レビュー
目次
比較概要
パナソニックの4K液晶テレビ「VIERA TH-43MX900」は、直下型分割駆動の高輝度液晶パネルと立体音響技術「Dolby AtmosR」を搭載したハイグレードモデルです。2023年6月16日に発売で、価格.comでの最安値は157,800円(税込)です。
この記事では、同じパナソニックの4K液晶テレビで、2022年4月22日に発売された「VIERA TH-43LX900」と比較してみます。価格.comでの最安値は176,000円(税込)です。どちらも4Kダブルチューナー内蔵で、4K放送の2番組同時録画に対応しています。
では、どちらがおすすめなのでしょうか?画質や音質、機能や操作性などの観点から徹底的に比較してみました。 この記事を読めば、あなたにぴったりの4K液晶テレビが見つかるはずです。
比較表
項目 | VIERA TH-43MX900 | VIERA TH-43LX900 |
---|---|---|
画面サイズ | 43V型 (インチ) | 43V型 (インチ) |
画素数 | 3840x2160 | 3840x2160 |
バックライトタイプ | 直下型 | エッジ型 |
倍速機能 | オブジェクト検出 倍速表示 | オブジェクト検出 倍速表示 |
音響技術 | Dolby AtmosR(ドルビーアトモス) | Dolby Audio(ドルビーオーディオ) |
チューナー | 4Kダブルチューナー内蔵 | 4Kダブルチューナー内蔵 |
録画機能 | 4K放送の2番組同時録画対応 | 4K放送の2番組同時録画対応 |
ネットワーク機能 | Wi-Fi内蔵、Bluetooth対応、ミラーリング対応、ボイスコントロール対応、Googleアシスタント対応、Alexa対応 | Wi-Fi内蔵、Bluetooth対応、ミラーリング対応、ボイスコントロール対応、Googleアシスタント対応、Alexa対応 |
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 963×609×230 mm(スタンド含む) | 963×609×230 mm(スタンド含む) |
質量(重量) | 11.5 kg(スタンド含む) | 11.5 kg(スタンド含む) |
消費電力(待機時) | 97 W(0.3 W) | 97 W(0.3 W) |
年間消費電力量 | 85 kWh/年 | 85 kWh/年 |
エコナビ機能 | あり | あり |
比較詳細
VIERA TH-43MX900とVIERA TH-43LX900は、どちらもパナソニックの4K液晶テレビです。画面サイズは43V型で、画素数は3840x2160です。4Kダブルチューナーを内蔵しており、4K放送の2番組同時録画に対応しています。また、Wi-FiやBluetoothなどのネットワーク機能も充実しており、ミラーリングやボイスコントロールなどが可能です。GoogleアシスタントやAlexaにも対応しているので、音声で操作したり、スマートホームと連携したりすることができます。
では、この2つのテレビの違いは何でしょうか?まず、バックライトタイプが異なります。VIERA TH-43MX900は直下型のバックライトを採用しており、VIERA TH-43LX900はエッジ型のバックライトを採用しています。直下型のバックライトは、画面全体に均等に光を当てることができるので、高コントラストや高輝度の映像を実現できます。エッジ型のバックライトは、画面の端から光を導くことで、薄型化や省電力化を実現できます。
次に、音響性能が異なります。VIERA TH-43MX900は、立体音響技術「Dolby AtmosR(ドルビーアトモス)」に対応しており、VIERA TH-43LX900は対応していません。Dolby AtmosRは、映画館やホームシアターで採用されている技術で、上下左右に音が広がることで、臨場感や没入感のある音空間を作り出します。VIERA TH-43MX900は、この技術を内蔵スピーカーで再現することができるので、迫力のあるサウンドを楽しめます。
また、デザインも異なります。VIERA TH-43MX900は、地震に強く倒れにくい「転倒防止スタンド」を搭載しており、VIERA TH-43LX900は搭載していません。「転倒防止スタンド」は、テレビの重心を下げて安定させるとともに、床面との摩擦力を高めることで、地震などの揺れに対して耐えられるように設計されています。また、スタンドの形状もシンプルでスタイリッシュなので、お部屋のインテリアにも合わせやすいです。
メリットとデメリット
VIERA TH-43MX900とVIERA TH-43LX900のメリットとデメリットを比較してみましょう。
- VIERA TH-43MX900のメリット
- VIERA TH-43MX900のデメリット
- エッジ型のバックライトに比べて消費電力が高い
- 価格が高い
- VIERA TH-43LX900のメリット
- エッジ型のバックライトで薄型化や省電力化を実現できる
- 価格が安い
- VIERA TH-43LX900のデメリット
まとめ
VIERA TH-43MX900とVIERA TH-43LX900は、どちらも4K液晶テレビで、画素数や倍速機能などの基本的なスペックは同じです。しかし、バックライトタイプや音響技術、デザインなどに違いがあります。
VIERA TH-43MX900は、直下型のバックライトで高コントラストや高輝度の映像を実現できます。また、Dolby AtmosRに対応しており、立体的で迫力のある音空間を作り出せます。さらに、地震に強く倒れにくい「転倒防止スタンド」で安全性が高いです。ただし、エッジ型のバックライトに比べて消費電力が高く、価格も高いです。
VIERA TH-43LX900は、エッジ型のバックライトで薄型化や省電力化を実現できます。また、価格が安いです。ただし、直下型のバックライトに比べてコントラストや輝度が低く、Dolby AtmosRに対応していません。さらに、地震に弱く倒れやすいです。
以上のことから、私はVIERA TH-43MX900をおすすめします。理由は以下の通りです。
- 4K液晶テレビは、高画質や高音質を楽しむために購入する人が多いと思います。その点では、VIERA TH-43MX900の方がVIERA TH-43LX900よりも優れています。
- 地震が多い日本では、テレビの安全性も重要な要素です。VIERA TH-43MX900は、「転倒防止スタンド」で地震に強くなっていますが、VIERA TH-43LX900はそうではありません。
- 消費電力や価格はVIERA TH-43LX900の方が有利ですが、それだけで4K液晶テレビを選ぶのはもったいないと思います。画質や音質などの性能を考えると、VIERA TH-43MX900の方がコスパが高いと言えます。
以上の理由から、画質や音質を重視する人や安全性を気にする人にはVIERA TH-43MX900がおすすめです。エッジ型のバックライトやDolby AtmosRにこだわらない人ならVIERA TH-43LX900でも十分満足できると思いますが、4K液晶テレビの魅力を最大限に味わうならVIERA TH-43MX900がベストチョイスだと思います。