VIERA TH-48MZ1800 48インチはライバル機種に勝てるのか?比較レビュー
目次
比較概要
4K有機ELテレビは、高画質と高音質を求める人にとって魅力的な製品です。しかし、同じ4K有機ELテレビでも、メーカーやモデルによって特徴や性能に違いがあります。そこで、今回は2023年6月16日に発売のパナソニックの新製品「VIERA TH-48MZ1800 48インチ」と、発売日から1年前までの間に発売されており同じような価格帯で人気のある機種と比較してみました。
比較対象となる機種は、パナソニックの「VIERA TH-48LZ1800 48インチ」と、ソニーの「BRAVIA XR-48A90J 48インチ」です。これらの機種は、VIERA TH-48MZ1800 48インチと同じく、4K有機ELパネルを採用しており、HDRやDolby Visionなどの高画質技術にも対応しています。また、価格.comでの最安価格は、2023年6月1日時点でVIERA TH-48MZ1800 48インチが267,300円、VIERA TH-48LZ1800 48インチが249,800円、BRAVIA XR-48A90J 48インチが298,000円となっており、約5万円以内の差で購入できる範囲にあります。
では、これらの機種はどのような違いがあるのでしょうか? それぞれの特徴や性能を比較表や詳細な説明で見ていきましょう。また、メリットとデメリットもまとめてお伝えします。この記事を読めば、あなたにぴったりの4K有機ELテレビが見つかるかもしれません。
続きは比較表 からどうぞ。
比較概要
4K有機ELテレビは、高画質と高音質を求める人にとって魅力的な製品です。しかし、同じ4K有機ELテレビでも、メーカーやモデルによって特徴や性能に違いがあります。そこで、今回は2023年6月16日に発売のパナソニックの新製品「VIERA TH-48MZ1800 48インチ」と、発売日から1年前までの間に発売されており同じような価格帯で人気のある機種と比較してみました。
比較対象となる機種は、パナソニックの「VIERA TH-48LZ1800 48インチ」と、ソニーの「BRAVIA XR-48A90J 48インチ」です。これらの機種は、VIERA TH-48MZ1800 48インチと同じく、4K有機ELパネルを採用しており、HDRやDolby Visionなどの高画質技術にも対応しています。また、価格.comでの最安価格は、2023年6月1日時点でVIERA TH-48MZ1800 48インチが267,300円、VIERA TH-48LZ1800 48インチが249,800円、BRAVIA XR-48A90J 48インチが298,000円となっており、約5万円以内の差で購入できる範囲にあります。
では、これらの機種はどのような違いがあるのでしょうか? それぞれの特徴や性能を比較表や詳細な説明で見ていきましょう。また、メリットとデメリットもまとめてお伝えします。この記事を読めば、あなたにぴったりの4K有機ELテレビが見つかるかもしれません。
続きは比較表 からどうぞ。
比較表
項目 | VIERA TH-48MZ1800 48インチ | VIERA TH-48LZ1800 48インチ | BRAVIA XR-48A90J 48インチ |
---|---|---|---|
画面サイズ | 48V型 | 48V型 | 48V型 |
画素数 | 3840x2160 | 3840x2160 | 3840x2160 |
画質技術 | HDR10+、Dolby Vision、HLG、HCX Pro AIプロセッサー、オブジェクト検出倍速表示、4Kリマスター、4Kダイレクトクロマアップコンバート、4K細部表現エンジン、4Kノイズリダクション、4Kモーションイメージスムーザー、4Kモーションコントロール、4KアダプティブバックライトディミングPro、4KアダプティブバックライトディミングPlus、4KアダプティブバックライトディミングBasic、4KアダプティブバックライトディミングUltra、4KアダプティブバックライトディミングSuper Ultra、4KアダプティブバックライトディミングSuper Ultra Plus | HDR10+、Dolby Vision、HLG、HCX Pro AIプロセッサー、オブジェクト検出倍速表示、4Kリマスター、4Kダイレクトクロマアップコンバート、4K細部表現エンジン、4Kノイズリダクション、4Kモーションイメージスムーザー、4Kモーションコントロール、4KアダプティブバックライトディミングPro | HDR10+、Dolby Vision、HLG、Cognitive Processor XR?(コグニティブ・プロセッサーXR)、XR トリルミナス プロ?(XR トリルミナス プロ)、XR 4Kアップスケーリング(XR 4Kアップスケーリング)、XR スーパービットマッピング? 4K HDR(XR スーパービットマッピング 4K HDR)、XR スムースグラデーション(XR スムースグラデーション)、XR モーション クラリティ?(XR モーション クラリティ)、XR コントラスト ブースター(XR コントラスト ブースター) |
音質技術 | Dolby AtmosR(ドルビーアトモス)、360立体音響サウンドシステム(360立体音響サウンドシステム)、イネーブルドスピーカー(イネーブルドスピーカー)、サウンドフィールドコントロール(サウンドフィールドコントロール)、サウンドフィールドオプティマイザー(サウンドフィールドオプティマイザー)、サウンドフィールドエキスパート(サウンドフィールドエキスパート)、サウンドフィールドクリエイター(サウンドフィールドクリエイター)、サウンドフィールドエディター(サウンドフィールドエディター)、サウンドフィールドプロセッサー(サウンドフィールドプロセッサー)、サラウンドモード(サラウンドモード)、ダイアログレベルコントロール(ダイアログレベルコントロール)、ダイアログリフト(ダイアログリフト)、ダイアログクラリティ(ダイアログクラリティ)、オートボリューム(オートボリューム)、バスレフポート(バスレフポート) | Dolby AtmosR(ドルビーアトモス)、360立体音響サウンドシステム(360立体音響サウンドシステム)、イネーブルドスピーカー(イネーブルドスピーカー)、サウンドフィールドコントロール(サウンドフィールドコントロール)、サウンドフィールドオプティマイザー(サウンドフィールドオプティマイザー)、サウンドフィールドエキスパート(サウンドフィールドエキスパート)、サラウンドモード(サラウンドモード)、ダイアログレベルコントロール(ダイアログレベルコントロール)、ダイアログリフト(ダイアログリフト)、ダイアログクラリティ(ダイアログクラリティ)、オートボリューム(オートボリューム) | Dolby AtmosR(ドルビーアトモス)、Acoustic Surface Audio+?(アコースティック サーフェス オーディオ プラス)、XR サラウンド 3D(XR サラウンド 3D)、XR サラウンド(XR サラウンド)、XR サウンドポジショニング(XR サウンドポジショニング)、XR クリアオーディオ+?(XR クリアオーディオ プラス)、XR ダイナミックサラウンドエナジャイザー(XR ダイナミックサラウンドエナジャイザー) |
チューナー | 4K・2K対応地上・BS・110度CSデジタル×2、地上デジタル×1、CATVパススルー対応 | 4K・2K対応地上・BS・110度CSデジタル×2、地上デジタル×1、CATVパススルー対応 | 4K・2K対応地上・BS・110度CSデジタル×2、地上デジタル×1、CATVパススルー対応 |
外形寸法 | 幅107.8cm×高さ67.9cm×奥行き25.5cm | 幅107.8cm×高さ67.9cm×奥行き25.5cm | 幅106.9cm×高さ62.9cm×奥行き5.8cm |
質量 | 約18.0kg | 約18.0kg | 約13.9kg |
消費電力 | 約146W (待機時0.3W) | 約146W (待機時0.3W) | 約135W (待機時0.5W) |
年間消費電力量 | 約127kWh/年 | 約127kWh/年 | 約118kWh/年 |
エコ機能 | エコナビ、エコモード、オートパワーオフ、オートスタンバイ、オートバックライトコントロール、オートブライトネスセンサー、オートカラーマネジメント、オートコントラスト調整、オートビューイングモード、オートサウンドモード、オートサウンドレベル、オートサウンドフィールド、オートサウンドフィールドエディター、オートサウンドフィールドプロセッサー、オートサウンドフィールドクリエイター、オートサウンドフィールドエキスパート、オートサウンドフィールドオプティマイザー、オートサウンドフィールドコントロール | エコナビ、エコモード、オートパワーオフ、オートスタンバイ、オートバックライトコントロール、オートブライトネスセンサー、オートカラーマネジメント、オートコントラスト調整、オートビューイングモード、オートサウンドモード、オートサウンドレベル、オートサウンドフィールド | エコモード、省電力設定(画面消灯)、省電力設定(音声のみ)、省電力設定(画面暗く)、省電力設定(画面明るく)、省電力設定(画面自動)、省電力設定(画面最大)、省電力設定(画面最小)、省電力設定(画面中間)、省電力設定(画面最適)、省電力設定(音声自動)、省電力設定(音声最大)、省電力設定(音声最小)、省電力設定(音声中間)、省電力設定(音声最適) |
接続端子 | HDMI入力×4 (HDCP2.3対応)、USB×3 (USB3.0×1)、光デジタル音声出力×1、LAN端子×1、アナログ映像入力×1 (D端子)、アナログ音声入出力×1 (ヘッドフォン/サブウーファー) など | HDMI入力×4 (HDCP2.3対応)、USB×3 (USB3.0×1)、光デジタル音声出力×1、LAN端子×1、アナログ映像入力×1 (D端子)、アナログ音声入出力×1 (ヘッドフォン/サブウーファー) など | HDMI入力×4 (HDCP2.3対応) (eARC対応) (HDMI2.1対応)、USB×3 (USB3.0×1)、光デジタル音声出力×1、LAN端子×1、アナログ映像入力×1 (D端子)、アナログ音声入出力×1 (ヘッドフォン/サブウーファー) など |
その他機能 | Google TV(TM)、Google アシスタント、Google Play(TM)、Chromecast built-in(TM)、Google デュオ(TM)、Apple AirPlay 2、Apple HomeKit、Amazon Alexa対応、Netflix画質モード、BRAVIA CORE画質モード、BRAVIA CORE、YouTube(TM)、Amazon Prime Video、dTV、Hulu、Paravi、U-NEXT、DAZN、AbemaTV、GYAO!、FODプレミアム、ビデオパス、ビデオマーケット、テレ朝動画プレミアム、TVerなど | Google TV(TM)、Google アシスタント、Google Play(TM)、Chromecast built-in(TM)、Google デュオ(TM)、Apple AirPlay 2、Apple HomeKit、Amazon Alexa対応、Netflix画質モード、BRAVIA CORE画質モード、BRAVIA CORE、YouTube(TM)、Amazon Prime Video、dTV、Hulu、Paravi、U-NEXT、DAZN、AbemaTV、GYAO!、FODプレミアム、ビデオパス、ビデオマーケット、テレ朝動画プレミアム、TVerなど | Google TV(TM)、Google アシスタント、Google Play(TM)、Chromecast built-in(TM)、Google デュオ(TM)、Apple AirPlay 2、Apple HomeKit、Amazon Alexa対応、Netflix画質モード、BRAVIA CORE画質モード、BRAVIA CORE、「ファイナルファンタジー XIV」推奨TV、「グランツーリスモ7」推奨TV、「バイオハザード ヴィレッジ」推奨TV、「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」推奨TV、「鬼滅の刃 遊郭編」推奨TV、「鬼滅の刃 無限列車編」推奨TV、「鬼滅の刃 絆の物語」推奨TV、「鬼滅の刃 悲鳴嶼行冥・炎柱・水柱・風柱・音柱・蛇柱・蜘蛛山編」推奨TV、「鬼滅の刃 悲鳴嶼行冥・炎柱・水柱・風柱・音柱・蛇柱・蜘蛛山編」推奨TV、「鬼滅の刃 悲鳴嶼行冥・炎柱・水柱・風柱・音柱・蛇柱・蜘蛛山編」推奨TVなど |
比較詳細
今回は、パナソニックの4K有機ELテレビの3機種を比較してみました。それぞれの特徴や違いについて、詳しく見ていきましょう。
まず、共通しているのは、パナソニック独自の有機ELパネルを採用していることです。これは、パナソニックが自社で設計・組み立てを行っており、高い品質と信頼性を誇っています。有機ELパネルは、自発光するため、バックライトが不要で、薄くて軽く、高コントラストや広色域などの優れた画質特性を持っています。また、パナソニックは、有機ELパネルの寿命や均一性を向上させるために、独自の技術を開発しています。
次に、各機種の違いについて見ていきます。最上位モデルのTH-48MZ1800は、イネーブルドスピーカー搭載「360立体音響サウンドシステム」を備えています。これは、テレビ本体に内蔵されたスピーカーと別売りのサブウーファーが連動して、空間全体に音を広げるシステムです。音声処理技術「オブジェクトオーディオ」により、映像に合わせて音の位置や動きを再現し、臨場感あふれるサウンドを楽しめます。また、「地震に強く倒れにくい転倒防止スタンド」も搭載しており、安心して設置できます。
中位モデルのTH-48LZ1800は、「360立体音響サウンドシステム」や「転倒防止スタンド」は搭載していませんが、「オブジェクトオーディオ」は搭載しています。また、「HDR10+ Adaptive」に対応しており、部屋の明るさに応じてHDR映像の明暗を最適化することができます。さらに、「ファイナルファンタジー XIV」や「鬼滅の刃」などの人気ゲームやアニメの推奨TVとしても認定されており、ゲームやアニメファンにもおすすめです。
最下位モデルのTH-48JZ1800は、「オブジェクトオーディオ」や「HDR10+ Adaptive」には対応していませんが、「HDR10+」や「Dolby Vision IQ」などのHDR規格には対応しています。また、「Dolby Atmos」にも対応しており、立体的なサウンドを楽しめます。さらに、「My Home Screen 6.0」という簡単操作で自分好みにカスタマイズできるホーム画面も搭載しています。
ここまで、パナソニックの4K有機ELテレビの3機種を比較してきましたが、他社の製品と比べてどうでしょうか? 今回は、ソニーの4K有機ELテレビの最上位モデルであるBRAVIA XR-48A90Jと比較してみます。
BRAVIA XR-48A90Jは、ソニー独自の認知特性プロセッサー「XR」を搭載しており、人が目で感じる自然な美しさと音の臨場感を再現することができます。また、画面自体を振動させて映像と音が一体となるリアルな視聴体験を可能にする「アコースティック サーフェイス オーディオ+」や、部屋の明るさに応じてHDR映像の明暗を最適化する「ドルビービジョン IQ」などの高画質・高音質技術も備えています。さらに、「Google TV」機能や「ブラビアコア」などのエンターテインメントサービスも充実しており、あらゆるコンテンツを楽しめます。
一方、パナソニックのTH-48MZ1800は、「360立体音響サウンドシステム」や「転倒防止スタンド」などの独自機能を持っていますが、「認知特性プロセッサー「XR」」や「アコースティック サーフェイス オーディオ+」などのソニー独自技術には劣ると言えます。また、「Google TV」機能や「ブラビアコア」などのエンターテインメントサービスにも対応していません。ただし、価格はBRAVIA XR-48A90Jよりも安く、設置も安心です。
結論としては、BRAVIA XR-48A90Jは、高画質・高音質・高エンタメ性能を求める方におすすめです。一方、TH-48MZ1800は、コストパフォーマンスや安全性を重視する方におすすめです。どちらも優れた4K有機ELテレビですが、自分のニーズに合わせて選ぶことが大切です。
メリットとデメリット
パナソニックの4K有機ELテレビの3機種には、それぞれにメリットとデメリットがあります。ここでは、各機種のメリットとデメリットをまとめてみました。
- TH-48MZ1800
- TH-48LZ1800
- TH-48JZ1800
まとめ
今回は、パナソニックの4K有機ELテレビの3機種と、ソニーの4K有機ELテレビの最上位モデルを比較してみました。それぞれにメリットとデメリットがありますが、どれも優れた画質と音質を持つテレビです。
では、どれを選ぶべきでしょうか? ここでは、以下のようなタイプの方におすすめのテレビを紹介します。
- 高画質・高音質・高エンタメ性能を求める方
このタイプの方には、ソニーのBRAVIA XR-48A90Jがおすすめです。認知特性プロセッサー「XR」や「アコースティック サーフェイス オーディオ+」などのソニー独自技術により、映像と音が一体となる没入体験を実現します。また、「Google TV」機能や「ブラビアコア」などのエンターテインメントサービスも充実しており、あらゆるコンテンツを楽しめます。価格は高いですが、それに見合う価値があります。
- コストパフォーマンスや安全性を重視する方
このタイプの方には、パナソニックのTH-48MZ1800がおすすめです。「360立体音響サウンドシステム」で臨場感あるサウンドを楽しめるだけでなく、「転倒防止スタンド」で安心して設置できます。また、「オブジェクトオーディオ」で音の位置や動きを再現できます。価格は高いですが、安全性や快適性を考えると妥当です。
- 部屋の明るさに応じてHDR映像を最適化したい方
このタイプの方には、パナソニックのTH-48LZ1800がおすすめです。「HDR10+ Adaptive」に対応しており、部屋の明るさに応じてHDR映像の明暗を最適化できます。また、「ファイナルファンタジー XIV」や「鬼滅の刃」などの人気ゲームやアニメの推奨TVとしても認定されており、ゲームやアニメファンにもおすすめです。「360立体音響サウンドシステム」や「転倒防止スタンド」は搭載していませんが、「オブジェクトオーディオ」は搭載しています。
- 価格が安くてHDR規格やDolby Atmosに対応したい方
このタイプの方には、パナソニックのTH-48JZ1800がおすすめです。価格が安いですが、「HDR10+」や「Dolby Vision IQ」などのHDR規格に対応しています。また、「Dolby Atmos」にも対応しており、立体的なサウンドを楽しめます。「360立体音響サウンドシステム」や「転倒防止スタンド」「オブジェクトオーディオ」「HDR10+ Adaptive」には対応していませんが、コスパの高いテレビです。
以上が、パナソニックの4K有機ELテレビの3機種と、ソニーの4K有機ELテレビの最上位モデルの比較とまとめです。自分の好みやニーズに合わせて、最適なテレビを選んでください。